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世界遺産 熊野古道 ウォークレポート
小広王子〜熊野本宮大社 序盤編

南紀ほんまもん通信 第36号(2006年6月13日)

 熊野古道中辺路のクライマックスとなる、「小広王子〜熊野本宮大社」までのコースを、公共交通機関の時間に合わせて歩いてみました。
ウォークレポートでもクライマックスになりますが、それにふさわしい難コースでした・・
(以前の第22号 小広王子〜近露王子から続きになります。(第22号は天候の都合上、小広王子→近露王子と、逆方向で歩いています。<(_ _)>)

紀伊田辺駅6時25分発→発心門王子行きのバスの時間にあわせ、小広王子から「わらじ峠」「岩上峠」「三越峠」を経て、熊野本宮大社までを歩きます。(私たちは車で小広峠のバス停へ行きました)
途中には公共交通機関や宿泊施設などがありませんので、1日で歩くように計画をして歩きました。

出発の前に、下記リンク先の地図をご覧下さい。
リンク小広王子〜発心門王子ウォークマップ
リンク
熊野本宮線・熊野古道線バス時刻表(龍神バス)


小広峠のバス停に到着です。 (7:32)

小広峠バス停にバスが到着 小広トンネルを抜けたところにバス停があります。山に囲まれているので、薄暗いイメージをもっていましたが、季節的に日が昇るのが早いので、明るいです。

 紀伊田辺6:25発→小広峠7:32着のバスが到着しました。
バスを見送り、バス停から、車道を渡り向かいの道を右へ歩いていきます。

小広王子から出てきた休憩所へ (7:48)

小広王子から出てきた休憩所へ この先の建物は、小広王子から出てきた休憩所に当たります。今回はこの手前の道を、右へと「熊瀬川王子」へと向かいます。

熊瀬川王子へ向けて (7:54)

熊瀬川王子へ しばらく歩くと、熊瀬川王子の手前に41番目の道標がありました。
道標から、少し歩き、小川にかかる橋を渡ります。左側に休憩所があり、ここで、木の杖がありましたので借りて歩くことにしました。
この休憩所から、熊瀬川王子へむけて、急なのぼりを歩いていきます。
ここからわらじ峠にさしかかります。

熊瀬川王子到着です。(8:00)

熊瀬川王子 わらじ峠ののぼりにかかってまもなく、熊瀬川王子に到着です。

 さらに、のぼり坂を歩きます。足元にご注意ください。しばらくいくと「一里塚跡」に到着です。

一里塚跡

一里塚跡 一里塚跡です。
わらじ峠までは、急なのぼり坂なので、ゆっくりのぼっていきました。

 この先に42番目の道標があります。

 山鳥たちがきれいな声を響かせていました。ちょっと鳥の鳴くまねをしてみると、それに返事をするかのように鳴いているように感じました。

わらじ峠 (8:12)

わらじ峠 標高592m。西に小広峠、東に岩神峠をひかえ、谷川を渡ってから、のぼり、くだりの相次ぐ峠です。

 また、昔このあたりは、「山ビル」が落ちてきて悩まされたそうですが、私たちはアブに悩まされながら歩きました。
><。


女坂(めざか)

女坂(めざか) つづら折れの急なくだりの坂道は、「女坂」(めざか)とよばれています。
少しずつ、川の流れる音が聞こえてきます。この先の川が「熊瀬川」です。
石畳

川が近くにあるからでしょうか?古道には、石畳が敷きつめています。この道はあまり歩く方がまだ少ないようで、石畳にはコケがきれいに残っています。しかし、実際に歩くときには、滑りやすいので十分気をつけてください。

43番目道標 43番目の道標 (8:15)

熊瀬川 (8:23)

林道との交差 林道との交差している道へとでてきました。この先が「熊瀬川」です。

熊瀬川の橋を渡ります 熊瀬川の橋を渡ります。(8:24)

 熊瀬川をわたるとくだり坂があり「仲人茶屋」が見えてきます。「女坂」と「男坂」の間にあるので、仲人茶屋とよばれているそうです。

男坂(おとこざか) (8:23)

男坂  かなり急なのぼり坂に差し掛かります。
先ほどの女坂(めざか)と比べ、かなりの急なのぼりの坂道です。勇ましい感じがするから、「男坂」とよぶのでしょうか?
さすがに一気にはのぼれないので、小休憩を繰り返しながらのぼっていきました。

44番目の道標 44番目の道標 (8:33)
この先はどんどん急なのぼり坂をひたすらのぼります。

45番目の道標 (8:46)

見晴らしスポットから 道標ごとにだいたい10分感覚で歩いてきています。 のぼりの場合は、10分と少しの感覚です。 
しばらくのぼると、見晴らしのいい場所に到着です。(8:51)
急な坂道をのぼったあとのこの見晴らしは気持ちのいいものでした。

岩上王子跡前 (8:55)

岩上王子跡前到着 岩上王子の手前は急なのぼり坂と石段もあります。この険しい坂を上ったら岩神峠にさしかかります。

岩上王子前到着 (8:57)

岩上王子
峠から、少し上がったところに「岩上王子跡」がありました。

 ここで休憩をとりました。
いろんな鳥の鳴き声が響き渡り、ここちよい風がふいていました。(休憩後9:10出発)

峠ごえ

峠を越えるので、つづら折れの急な坂道です。
スピードが出ますので、足元に注意です。

46番目の道標

46番目の道標 (9:12)

林道へでました。 (9:15)

林道へでてきました あたりが明るくなり、古道から林道へでてきました。この先は右へと歩いていきます。

迂回路 (9:12)

迂回道へ この林道から、左へ行くと、「47番目の道標」や「48番目道標」「おぎん地蔵」「蛇形地蔵」と続きますが地すべりでは仕方ありません。

せっかくですが、迂回することに・・・。

きれいな花々 所々に季節の花が咲いています。また若草色の緑がとてもきれいにうつっています。 (9:28)

 迂回する道は、林道で次の蛇形地蔵への交差点まで40分ほど歩きました。この間看板が少ないので道に迷った感じがしますが、横道がありませんので、そのまま進んでいきます。

蛇形地蔵へ向けて 蛇形地蔵へ行く交差点が見えてきました。
(迂回路終点にさしかかります)

蛇形地蔵への入り口です。 (9:58)

蛇形地蔵への入り口です 蛇形地蔵への入り口に到着しました。
ここから、下りの坂が続き、蛇形地蔵へと歩きます。

蛇形地蔵 (9:59)

蛇形地蔵 22年の大水害以前は旧岩上峠にあったそうです。峠路では、ダルにとりつかれ倒れてしまい、遭難などが相次いだため、この神社をたて供養したそうです。

 ここでしばらく休憩をとりました。 (休憩後10:20出発)

 蛇形神社を左にみると前方へと進みます。
(右の写真では奥へと進みます。)


湯川川を渡ります

すぐに、湯川川を渡る橋があります。
この橋を超え湯川神社へと進みます。 (10:23)

湯川川

川の流れる音がとても気持ちのいい音で
癒されます。(10:24)

51番目の道標  (10:28)

51番目の道標 51番目の道標です。
木々が生い茂り、よく見えなかったのですが、川の向こう側に湯川一族の墓があるそうです。

 このあたりは平坦な道が続いています。

湯川王子跡  (10:31)

湯川王子跡 九十九王子のうち、比較的格式の高い准五体王子で、道湯川の氏神として、祀られています。
また、ここは参詣道の要地で上皇や貴族などもしばしば宿泊・休息をしたところとされており、谷川では「みそぎ」を行ったところだといわれています。

段々と急なのぼり坂 湯川王子を少し歩いたところから急な上り坂へと続きます。 (10:41)

52番目の道標

52番目の道標です (10:48)
ここから先はつづら折れの急なのぼり坂へと続きます。

のぼり坂

急なのぼり坂が続きます。
休憩を繰り返しながら歩きました。(10:53)

三越峠  (11:02)

舗装された道 舗装された道へでてきました。
この左側に三越峠の休憩場所があります。また53番目の道標も立てられています。

三越峠休憩所 三越峠では、休憩所とトイレ、緊急で使える非常電話があります。
ちょうどここが、旧中辺路町と旧本宮町の境目にあたります。

 ここで時間的に早いのですが、お昼をとることにしました。お昼の準備をしていると、そこへ一人の熊野古道を歩きにこられた方が私たちに追いつきました。
お話しを聞くと、埼玉県からお越しということで、2回目の熊野だそうです。昨日は滝尻王子から近露王子まで歩き、近露の民宿「月の家」さんで宿泊し、今日は近露から本宮大社までを歩くそうです。
前回こられたときには湯峰温泉で宿泊したので、今回は川湯温泉で宿泊をする予定だそうです。お昼ごはんを一緒に食べたのですが、本宮大社からの移動もあるので、先に出発されました。


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