南紀ほんまもん通信第9号(2003年12月12日) 南紀ほんまもん王国 TOPへ GO!南紀ほんまもん王国 TOPへ GO!

ヤマケイ関西(山と渓谷社) 取材

山と渓谷社は、来年5月発売予定の「ヤマケイ関西 Vol.4」の綴じ込み付録「南紀の山(仮称)」の取材に来られました。南紀地方の山々を紹介するそうです。
地元の登山愛好者の紹介で、田辺市街地からもよく見える「竜神山」「三星山」「高尾山」を取材することになりました。
「竜神山」「高尾山」は小・中学校の遠足でも登ったことがあるので、『軽い軽いっ』と思って同行したのですが、竜神山から三星山のルートが・・・
くわしくはこのあとで!

まずは竜神山から。
田辺市上秋津の「佐向谷(さこだに)」の登山口へ車で向かいました。車道の行き止まりに車を置いて、さあ出発です。

登山道は、小さな沢沿いに、時には沢を石伝いに飛び渡りながら緩やかに登っていきます。
途中に小さな滝などもあり、マイナスイオンたっぷりという感じで、気持ちのいい道です。
山頂が近づくと少し階段状の所もありますが、山男でなくても簡単に上れる道です。

途中、小さな鳥居の奥に滝がありました。この滝が「竜神山」の名前の由来になったと思われる「竜神」のご神体です。滝を竜に見立てて信仰したのでしょう。滝の横の岩場に、小さな祠も祀られています。

途中で撮影したりしながらも、山頂までは約1時間で到着しました。
山頂には龍神宮の神社があり、樹齢400年と見られるウバメガシの大木もあります。
山頂では、地元の主婦5人のグループに出会いました。「お弁当持ってお参りに」ということでしたが、それくらい市街地に近く、手軽に登れて見晴らしのいい山です。

龍神宮の裏手の道に入り、途中三星山への分岐がありますが別の道を通り、八幡宮の祠へ。約15分ほどで到着しました。こちらも見晴らしのいい場所で、祠の雰囲気が「山へ登った」っていう雰囲気なので満足感もひとしお。ここでお弁当もいいですね。
一般の方は、ここから龍神宮に引き返し、元来た登山道から下山するのがおすすめですが、今回は登山者向けということもあり、三星山へと向かいました。

三星山への道は、途中小さな案内板があるものの少しわかりにくく、あまり整備もされていません。
途中で、「あれがこれから登る三星山だよ」と教えられてびっくり!写真のように、岩肌が露出し、かなりの急傾斜。「ちょっとよじ登るところもあるけど。」・・・

さて、竜神山と三星山の間の「竜星のコル」(山と山の一番低くなったところ)のから急な登りに入ります。
かなりの急斜面で、斜面の木をつかみながら、なんとか登っていきました。すると目の前には、立ちはだかる岩盤が・・・登山用のザイル(ロープ)も垂れ下がっています。
ヤマケイ取材陣はもちろん、地元の愛好者の方たちもスルスルと登っていきますが、不慣れな私は大変!慎重に岩場に生えた木の根や、時にはザイルを頼りにゆっくりと登っていきました。岩場を登り切ると、また急斜面。木につかまりながら、なんとか登り切りました。竜星のコルからは約40分ですが、その全てが急傾斜の登り。頂上に着くとその場に倒れ込んだのはいうまでもありません。
少し休んで、下りです。こんどは別の道を下ったので、登りよりも楽でした(それでもかなり急なところもありました)。下っていくと、佐向谷(サコダニ)から竜神山への登山道に合流し、車を置いた登山口まで戻りました。

このあと、高尾山への登山口でもある「奇絶峡」へ。田辺市から龍神村への道路沿いにある奇絶峡は、滝と渓谷・紅葉も美しく、入れ替わり立ち替わり車が止まっていました。
ここから高尾山までは1時間〜1時間30分の登りになります。
高尾山は山頂近くまで車で行けるので、三星山でへばった私は車で高尾山へ。

高尾山は田辺市街地から近く、最もよく見える山です。ということは、市街地も最も広く見渡せるわけです。夕刻になってきたので夕日がきれいかな、と思ったのですが、あいにく曇ってきたので夕日はもう一つでした。
写真は、山頂から少し下ったところにある「高尾山スカイパーク」からです。市街地がすぐ下に、箱庭のように見渡せる眺めは、当日の疲れを吹き飛ばしてくれるような気がしました。

当日取材した内容は、来年5月発売予定の山と渓谷社刊「ヤマケイ関西 Vol.4」の綴じ込み付録として紹介される予定です。
山と溪谷社


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